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2009年 07月 20日
あざやかなオレンジ色のエントランスが目を引くイーストビレッジのローフードビーガンレストラン、Quintessence. シェフのDanさんはかつて音楽業界で働いていたというちょっと変わった経歴の持ち主。当時はジャンクフードばかりを食べていてヘルシーとは程遠い日々を過ごしていたという。そんなある日、ひょんなことからデトックスを始め身体にいいことを実感するやいなやローフードのシェフに転向してしまったという驚くべき行動力の人。畑違いの業界への転身は相当な努力を要したと想像するが彼の穏やかな口調からはそんなことを微塵も感じさせない。 「ベジタリアン料理=退屈、という皆の持っている概念を壊したくて。そう!昔は音楽を混ぜていたんだけど今はいろんなスパイスを混ぜてクールな料理を作ってるんだ笑。」 日本でもローフードを広めたいと思っているがビジネスオーナーになる気はない。自分と同じスピリットを持った誰かのお手伝いを少しできたらハッピーだとDanさんは言う。 今秋、2度目の来日があるかもしれないそう。Quintessenceの生み出すカラフルなローフードが日本に広まる日もそう遠くはないであろう。 #
by urbangreen
| 2009-07-20 20:32
2009年 05月 24日
地元っ子が愛してやまないイーストビレッジの小さなお店。 店内には出来たてのクッキー、マフィン、ケーキ、パイ、ピザなどが所狭しと並べられてある。これらはすべて小麦、乳製品、卵、オイル、グルテンフリーの完全なヴィーガンメニューだ。 人懐っこい笑顔が印象的なオーナーのPeterさんはおしゃべり好きでちょっぴりマイペース。だからついついお客さんの列が長くなってしまうのだ。だけどそこはここに集まる常連客ならみんな承知の上。Peterさんの笑顔と手作りスイーツでハッピーな気持ちになってお店を後にする。 そんなPeterさんがモットーにしていること - 「一歩進んで二歩下がったとしてもそんなことは大したことじゃない。目先の小さなことにとらわれず最終的にバランスがとれていればそれでok. 問題意識は持ちながらも常にフレキシブルな姿勢でいたいかな。」 実はこのお店、Peterさんのお母さんが身体にやさしいスイーツを提供しようとスタートさせた。当初は自身の健康を考えてベジタリアンになったPeterさんだったが今では自分のこと以外にも目を向けられるようになったという。 最後にいつだって明るいPeterさんに仕事の喜びを聞いてみたところ、しばらく考えこんで意外にもシビアな答えが返ってきた- "The Pleasure is in the doing even when I do not feel like doing. The focus myself even when other things pull me has been a growth. I have learned simple things and these are sometimes the most difficult to learn." - そう、なんだって学べるということはとっても貴重なこと、無駄なことはひとつもないのだ。 連日雨模様の5月はじめのNY. でもPeterさんのお店をでたら奇跡的な晴れ間が空いっぱいに広がっていた。 カメラを向けるとすかさずポーズをとるおちゃめなPeterさん。ママの話しをうれしそうに一生懸命話す姿にこちらまで幸せな気持ちになった。 この想いはPeterさんのクッキーにも詰まっている。 Whole Earth Bakery & Kitchen 130 St. Marks Place New York, New York 10009 212-677-7597 #
by urbangreen
| 2009-05-24 12:40
2009年 05月 17日
ソーホーのSullivan St. 華やかなメインストリートではなくちょっと離れたここを選んだのは、ご近所とのふれあいを大切にしたいから-。 そう語るのはカフェのオーナー、Liz Walkerさん。2年前に旦那さまであるCraigさんといっしょにカフェをオープンした。 ここで飲めるのはマサチューセッツ州のDean's Beanから届いたフェアトレードコーヒー。映画「コーヒーの真実」を観てから飲むのはフェアトレードのコーヒーと決めている。 そして食材はすべてローカルフードにこだわった。チーズやハムは同じストリートにある小さな商店から。オーガニック野菜はユニオンスクエアのグリーンマーケットで購入する。 夫妻の地元へのこだわりはお店の名前にも表れている。 「私達は昔からソーホーの住人なの。だけど時代とともにソーホーがどんどん進化してしまって昔のようなお隣さん同士のふれあいが薄れているような気がするの。だからローカルフードにはちょっとこだわっているかしら。それにご近所さん同士だから何かあっても助け合いながらがんばってるわ!」 カフェに立ち寄るニューヨーカーたちもみな常連客だから自然に会話が弾む。 テーブル4つの小さな空間にはなんともあたたかい空気が流れているよう。 There is no other place that feels more like home than local-. 元グラフィックデザイナーのLizさんは二児の母とは思えないくらい若々しく笑顔が素敵な女性。 「すぐ近くに住んでいるから育児と仕事の両立もなんとかなってるかしら」とやさしく笑う。 local 144 Sullivan St., New York, NY 10012 212-253-2601 #
by urbangreen
| 2009-05-17 00:56
2009年 05月 16日
旅が好き、特にNYが大好きな私が出会ったフェアトレードやオーガニック、ベジタリアンフードのステキなお店から感じたものをつづります。
1杯の香り豊かなコーヒー、1ピースのかわいいケーキ、1皿のおいしいお料理の向こう側にあるストーリーを伝えられたらいいな。 どうぞよろしくお願いします。 urban green #
by urbangreen
| 2009-05-16 14:12
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